医療機器
共同利用
当院では医療機器の共同利用事業による地域連携を行なっています。地域医療機関から直接オーダーされた患者様の検査を行い、検査データをCD-R(骨密度検査は結果用紙)でお渡しします。検査当日は当院にて検査のみ実施し、会計やレセプト請求はご依頼元の医療機関でおこなっていただくシステムです。地域の先生方には是非とも当院の機器を有効に使用して頂き、日々の診療にお役立てできればと考えております。また当院はコンピューター断層診断料を頂いていませんので、ご依頼元で検査による利益を得ることが出来ます。共同利用についての詳細やご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡 ・ ご相談ください。
対象機器
・コンピューター断層撮影装置(CT)
・磁気共鳴画像撮影装置(MRI)
・骨密度測定装置
共同利用の流れ
貴医療機関からお電話にて予約をしていただきます。
上記連絡先(代表)へお電話ください。「貴医療機関名」並びに「検査の予約」とお伝えいただければ放射線科(内線152)へ転送致します。
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放射線科にて検査日時を決定していただきます。
(
過去に当院へ受診、検査を受けたことがある患者様は当院の患者様番号をお知らせください。
検査日時が決定しましたら、必要書類を記入していただきます。
その後、注意事項をご説明頂き、必要書類を患者様へお渡しください。
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検査当日は必要書類を忘れずにご持参いただき、 検査予約時刻の20分前に1階総合受付でお手続きを行うよう患者様にお伝えください。
受付終了後に検査へご案内いたします。
検査終了後、検査した画像をCD−R(骨密度は結果用紙)に入れご本人様にお渡しし、依頼元医療機関へお持ちいただきます。
当日の患者様のお会計はございませんのでCD-R受け取り後そのままお帰り頂きます。 貴医療機関での次回診察時に患者様からCD-Rをお受け取りください。
CD-Rは返却の必要はございません。
ダウンロード資料
検査についての注意事項
・ 検査をキャンセルされる場合は事前にご連絡ください。
・ 検査開始時間を過ぎてご来院された場合、検査できない可能性もあります。予めご了承ください。
・ 当日患者様がお見えにならなかった場合は、ご予約をキャンセルさせて頂きます。
・ 各検査胎児への影響は明らかになっていませんので妊娠中もしくは妊娠の可能性がある患者様の検査は行っておりません。
・ 当日の患者さんの体調や、問診票に記載されていない問題が生じた場合、当院の判断で検査を中止させていただく場合があります。
・ 救急対応や都合により予約時間を過ぎてしまうことがあります。
・ 問診を必ずとって頂き、確認が必要なものは手術を受けた病院や歯科へ確認をお願い致します。
・ MRI対応のペースメーカー、埋め込み型除細動器を装着している方のMRI検査は行っていません。
・ 共同利用では造影剤を使用しての検査は行っていません。
・ 検査当日は化粧、マニュキア、ネイルアート、増毛パウダーは付けてこないようお伝えください。
・ カラーコンタクトレンズは外して頂きますのでコンタクトケースをご持参するようお伝えください。
・ 基本的には当院のルーチンシーケンスを撮影しますが、希望するシーケンスや断面等がございましたら検査依頼書にご記入頂ければ追加撮影致します。
・ 検査は1枠60分で1部位撮影します。複数部位の場合はその数だけ検査枠をお取りください。
・ 画像は基本的には当院の画像と同様に処理、作成をします(元画像AXI、MPR3方向)。3Dや追加で必要な画像がございましたら検査依頼書に具体的に記入して頂ければ作成いたします。
・ 共同利用では造影剤を使用しての検査は行っていません。
・ 必ず問診をとって頂き、確認が必要なものは手術を受けた病院や歯科へ確認をお願い致します。
・ 骨密度測定は同一患者様で4ヶ月に1度検査することが出来ます。
・ 撮影部位は腰椎+大腿骨の2部位撮影しますが撮影部位に体内金属がある場合は前腕で検査することも可能ですのでご相談下さい。
検査機器の紹介
〘 キヤノンメディカルシステム社製 80列 Aquilion Lightning Herios edition 〙
Deep Learningを使用した最新技術のAiCEが搭載された80列のマルチスライスCTです。
開口径780mmで圧迫感が無くリラックスして検査を受けて頂けます。
AiCE技術により高画質で被ばく量も少なく患者様に優しい装置です。
〘 キヤノンメディカルシステム社製 1.5T Vantage Elan 〙
従来の約半分の時間でより鮮明で細かいところまで撮影可能な技術を搭載した1.5テスラのMRI装置です。
他の装置と比べ検査中の音が静かで、検査時間も短いため患者様の負担を軽減します。
〘 Hologic社製 Discovery ci 〙
DEXA法による腰椎、大腿、前腕の骨密度測定装置です。 DEXA法は2種類のエックス線を用いて骨量を測定する方法で、被ばく量はとても少なく、胸部レントゲンの1/5程度です。
他の測定法を使用した装置と比べ精度が高く、骨粗鬆症の診断に使用されます。
診療報酬点数と利用料
※端数四捨五入
検査にかかる費用につきましては、毎月月末締めで翌月10日頃にご依頼医様あてにご請求させていただきますので、請求書がお手元に届きましたら、請求内容をご確認のうえ、請求月の末日までに銀行振り込みでのお支払いをお願いいたします。
当該検査にかかる診療報酬請求は、ご依頼医様の医療機関にてご請求をお願いいたします。
その際、診療報酬明細書の「適用」欄に、「画診共同」とご記入ください。
当院ではコンピューター断層診断料をご依頼医様に請求していませんが、レセプト請求にてご依頼医様で請求することが可能です。